千葉駅外房線到着 2016年11月5日
f54560zg さんのところで、千葉駅の外房上り線から1番線へ進入する線路に砂利が盛られた話を投稿したところ、2番線は?と尋ねられました。しかし2番線はずっと昔から(少なくとも20年以上前から?)行き止まりで外房線とはつながっていません。ところがこちらのサイトで昭和41年3月の配線図を拝見すると、当時はつながっていたのですね。

そこで2年前の2016年11月5日に撮った前面展望を投稿します。6番線に到着する外房線上り列車です。
  • クモイ103
  • 2018/10/12 (Fri) 16:26:59
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
昭和41年の状態とは線路のつながりが変わっており、特に従前は4番線への上り到着と5番線からの下り発車が互いに支障していたのが現在は同時に運転可能です。
配線変更の理由ですが、上記の支障解消の他に、快速電車の編成長が時代と共に長くなってホームが延伸されたことも関係しているかもしれませんが、詳しいことはわかりません。
  • クモイ103
  • 2018/10/12 (Fri) 16:28:54
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
0・1番線への場内信号機に×印がつき、駅舎工事で線路が断ち切られた0番線への進入ルートには枕木が置かれています。
肝心の2番線の行き止まり部分が鉄柱と機器箱に隠れて見えませんが(^^;、3番線の線路につながっていない事はお分かり頂けると思います。

なお最近、画面左から2本目の1番線進入ルートの線路上に砂利が盛られました。長年全く使われていない線路でしたが、いよいよ0番線と共に整理されるのでしょうか。
  • クモイ103
  • 2018/10/12 (Fri) 16:39:10
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
クモイ103さん、貴重な写真とともにご投稿ありがとうございます。

場内信号機の写真も、線路の写真も、構内線路配置の貴重な記録になりますね。

外房上り線から2番線へのレールは、昭和50年3月現在の千葉局の線路図をみるとつながっており、昭和58年4月末日基準の配線図が掲載されている小学館「国鉄前線各駅停車4 関東510駅」の配線図では、つながっていません。

クモイ103さんご指摘の3~6番線から安房鴨川方の線路配置も、昭和50年3月現在の千葉局の線路図では変化はなく、昭和58年4月末の配線図では、ご投稿下さった写真の線路配置に変化しているようです。配線変更の理由は、やはり、クモイ103さんが推測されている快速電車の長編成化と千葉駅ホーム延伸の可能性が高いのではと思います。

さらに、考えますと、この配線変更の影響で、外房上り線から2番線への線路が切られた可能性があるのではと私個人は思っております。

ところで、線路がつながっていた時代でも、安房鴨川方から2番線への場内信号機はなかったのですね。
  • KASA
  • URL
  • 2018/10/13 (Sat) 23:41:08
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
KASAさん、補足情報ありがとうございます。
改めて手元の写真を捜索したところ、昭和58年7月24日に第2ホームから下り方を撮影した写真が出てきましたので、追加アップします。KASAさんの情報通り、この時すでに現在と同じ線路配置になっています。

昭和55年7月ごろ、総武快速線と横須賀線の直通開始に備えて快速編成にグリーン車が組み込まれ、それまでの最大13両から最大15両編成となりました。あるいはそれ以前の13両化の時期だったのか、そのどちらかに備える時期に線路配置が変更された可能性が考えられますね。

KASAさんのおっしゃる通り、その時に2番線へつながる線路が切られたのだと私も思います。理由として、この場所は高架上にあり、ホームの延伸と4・5番線進出入ルートの分離を行うには、そのままでは用地が不足していたことが考えられます。そのため使用していない2番線の線路を廃止して3番線への進入ルートを左へ寄せ、用地を捻出したのではないでしょうか。

なお第5ホーム増設との関連も考えましたが、こちらは昭和56年7月の津田沼~千葉間4線化の時点ではまだ存在していませんので、別問題でしょう。
  • クモイ103
  • 2018/10/14 (Sun) 09:10:48
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
本日鉄道の日なので(笑)重い腰を上げて見てきました。
3番目の画像から約2年後の定点撮影です。
ついに0番線への分岐器が撤去され、また1番線へのルートも分岐器のみ残してあとはレールが剥がされました。

ちなみに駅の上り方で0番線から緩行上り線へ合流する分岐器と、その先にある緩行上り線から快速上り線への亘り線はまだ残っていました。しかしこれらも時間の問題でしょうね。
  • クモイ103
  • 2018/10/14 (Sun) 20:09:35
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
ついでに4番目の写真から38年余り経った本日の様子です。
立ち位置のホーム端部は頭上にモノレールの駅が出来て薄暗くなりました。
右手に千葉そごうがそびえ立ち、他の建物もいろいろ変化しています。
線路配置だけはほぼ同じ構図ですが、右手の1番線・0番線へのルートがなくなるとちょっと寂しくなります。
  • クモイ103
  • 2018/10/14 (Sun) 20:22:00
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
クモイ103さん、貴重な写真のご投稿ありがとうございます。また千葉駅での撮影の方、おつかれさまでした。

定点撮影はたいへん興味深いですね。感謝いたします。

快速「青い海」号の懐かしい姿がみれる昭和58年7月の写真では、1番線脇にある入換標識が気になります。また2番線は、1番線の線路と比べても、明らかに使われていないことがわかりますね。

一方、(日が変わりまして(汗))昨日撮影して下さった写真を拝見しますと、意外に変わっていないのは、少しみえる京成線のものも含めて、架線柱ですかね。長期間(30年超?)使用されるものなのですね。

それにしても、0、1番線へのポイントの撤去が終わると、随分と線路がスッキリした感じとなる一方、同時にやや寂しい感じもありますね。


2番線のことですが、私も津田沼~千葉間の複々線化工事とともに千葉駅構内の整備が進んで・・・と当初は考えておりましたが、やはりこれは別問題のようですね。

列車運転時刻表の運転手続きの項などをみますと、2番線は、当初から緩行電車専用のようでしたから、どのような使用を想定して外房上り線と2番線がつながっていたのか気になるところではあります。

一方、1番線の方は、昭和47年7月15日改正の時刻表をみますと、1番線始終着の東京方面との快速電車の他、8:19と18:29に木更津発東京行き快速電車が1番線発となっています。


>緩行上り線から快速上り線への亘り線

これもいずれ撤去されてしまうのでしょうかね。この亘り線に関しては2016年5月5日に各駅停車の後面展望で撮った写真がありましたので、ここでアップさせていただきます。
  • KASA
  • URL
  • 2018/10/15 (Mon) 00:09:15
手持ちの書籍から情報を発掘しました
昭和56年1月20日にジェー・アール・アールから発行された「東京の国電」に、
祖田圭介氏(国鉄・鉄道技術研究所 停車場研究室)が「東京における特色ある配線と駅」という記事を書かれていて、その中に
 ・昔(昭30-4)
 ・今(昭55-10)
 ・(計画)
の3つの千葉駅の配線略図が載っていました。

「昔」(昭30-4)はもちろんスイッチバック時代のものです。
「今」(昭55-10)は、東京方がまだ複線ですが、安房鴨川方は2番線が行き止まりの、つい最近までの配線になっています。
ちなみに(計画)は津田沼からの複々線化と第5ホームの増設が完了した姿で、
その後実際に出現した線路配置と細部に相違があるものの、かなり近い図になっています。

ということで、くだんの安房鴨川方の線路配置が変更されたのは昭和55年10月以前だったようです。
  • クモイ103
  • 2018/10/16 (Tue) 17:45:09
Re: 手持ちの書籍から情報を発掘しました
クモイ103さん、貴重な情報をありがとうございます!!

実は、私もご紹介の本は持っているのですが、千葉駅の配線略図が年月入りで掲載されているとは、完全に忘れておりました(汗)。と言いますか、総武・成田方面のホーム増設は意識してみていても、房総方面の線路配置は新駅移設以来変わっていないという先入観があり、それほど意識してみていなかったのかもしれません。

たしかに、昭和55年10月時点で、変更されていますね。79ページの総武快速線の開通の項の「品川延長と快速13両化」のところをみますと、「一部快速の13両化を昭和53年3月1日より行った」とありますので、もしかすると、千葉駅ホームの延長工事と配線変更は、昭和50年代前半には、行われていた可能性が強いですね。

ホーム増設工事に比べて、ホーム延長工事というのは地味なイメージがありますが、ホーム延長にともなって、駅構内の線路配置が変更される場合も十分にあり、配線変更の歴史を考える際、考慮に入れる必要があるのですね。
  • KASA
  • URL
  • 2018/10/17 (Wed) 02:24:04
1番線への分岐器も撤去されました
昨日10/25日に実見したところ、外房上り線から1番線への分岐器も撤去されていました。これで安房鴨川方の線路配置はだいぶすっきりしてしまいましたが、よく見ると1番線に到着した緩行電車の過走に備えた安全側線がまだ残っていますので、この分岐器で分岐した線路が2本ともすぐに砂利に突っ込んで終わるという妙な光景が見られます。
ちなみに安全側線終端には車止め標識がありますが、外房上り線からつながっていて今回打ち切られた線路には車止め標識はありません。安全側線に向かって左側には2番線の線路の終端も並んでいますので、結局合計3本の線路が一山の砂利盛りで仲良く並んで終わっており、そのうち左側2本だけ車止め標識があるという状況です。
  • クモイ103
  • 2018/10/26 (Fri) 20:09:17
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
クモイ103さん、貴重な情報をありがとうございます。

終端部の光景というのは、場所によっては、興味深い箇所がありますよね。私も、遅くならないうちに、時間をつくって見に行きたいと思います。

西船橋・千葉方の東西線の連絡線とか、幕張駅の中線・両国方から延びる渡り線など、緩行線には他にも気になる場所がいくつかあります。
  • KASA
  • URL
  • 2018/10/28 (Sun) 20:17:33
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
昨日11月7日午後に、千葉駅へ行く機会がありましたので、クモイ103さんがコメントを寄せて下さった、千葉駅1,2番線の終端部の状況を写真に撮ってきました。


3、4番線ホームからの撮影で、写真手前から、2番線線路の終端部、1番線の安全側線の終端部、1番線のかつて外房上り線へつながっていた線路の終端部です。
  • KASA
  • URL
  • 2018/11/08 (Thu) 02:12:57
Re: 千葉駅外房線到着 2016年11月5日
もう一枚、1番線の終端部です。こうしてみると、ちょっとおもしろい風景ですね。いずれは、このポイントも撤去され、油圧式の車止めでも設置されるのでしょうか。
  • KASA
  • URL
  • 2018/11/08 (Thu) 02:16:23

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