背筋が凍る話 暑い夏にゾ~ッとする話
随分昔の事です通勤で品川から杉田迄乗車していた ある時早朝品川発の京浜急行の特急電車最前部(旧1000系)座席に座り最前部展望を楽しんでいた此の時代都内の京浜急行は殆どの区間地平線時代でした平和島から先は高架工事は未だ始まっておらぬ頃でした京浜蒲田を発車した下り特急はフルノッチを入れて高速運転する区間です旧出村駅跡を通過しカーブを曲がった途端雑色駅の踏切が開いたまま通行人や駅の乗降客等がわさわさ歩いている其処へフルスピードで特急列車が向かっているのだ運転手はすぐさま警笛を鳴らし急ブレーキを掛けた警笛音に気付いた通行人は大慌て逃げたレジンの焼けた匂いが床下からただよっている雑色駅の踏切番の社員が踏切を締めた其れも可也ギリギリであった特急列車は急ブレーキを掛けたまま蛇行して雑色駅の先で停止したあわや大事故寸前で回避されました目出度し目出度しでした 特急電車は暫く停車後現場から通常運行しました
- yyoshikawa
- 2025/08/08 (Fri) 16:52:58